オリーブ日記
2017.12.19
便利と退化
まずはピンボケ写真ですいません。m(_ _)m
昔は希釈倍率の計算など暗算でできた気がするが、、、、
それに sin, cos, tan, √ ・・・・なんだっけ?
普段使わないでいるとすぐに忘れてしまう。
漢字も読めるけど書けない。電話番号も覚えてない。車に乗るようになってから体のバランス感覚が悪くなった。
世の中便利になり、本来人間の持っているはずの能力や経験して得たはずの能力や勉学により得た能力などがどんどん失われているような気がする。運動、五感、予知予測・・・etc
機械化による 安全、効率、衛生、一定、全国、どれももちろん非常に重要な要素だが、何か足りない、何か違うと感じるのは私だけなのかな?
「シャンシャンて可愛いな~」
そう思える「心」を大事にしたい。
***************** チームリーダーでした
2017.12.14
敵? 味方?
もぐらトンネル と もぐら塚
奴らは地中のミミズやネキリムシなどを捕食する肉食系
良質な土を作ってくれるミミズを食べてしまう・・・敵
オリーブの根を食い荒らすネキリムシを食べてくれる・・・味方
ネキリムシを捕食する際にオリーブの根を荒らす・・・敵
土を掘ってくれることで土がいい具合に解れ、土中に酸素が供給される・・・味方
排泄物の影響、野ネズミやヘビなどの天敵による影響は…?
******************** チームリーダー

2017.12.13
光と色と虫
冬になり、今年も害虫との格闘が終わろうとしています。オリーブに集まる害虫といえば ハマキムシ スズメガの幼虫 ネキリムシ 毛虫などが主なものです。そうです幼虫です。もちろんそれ以外にも害虫はいますが大半がこれらの幼虫です。
現在行っている害虫駆除の方法は、殺虫剤の散布と捕殺。これに費やす労力と時間がバカになりません。何か良い方法はないものか?
光と色と虫との関係について書かれた論文を見つけました。それにはこんなことが書かれていました。
「正の走光性」をもつ虫に対しては、虫たちが「光」を感じる波長を遮断した照明にすれば虫は寄って来ない。つまり紫外線と光を感じる波長を遮断すると、黄色やオレンジや緑色の光になるらしい。ただし、夜間に照明器具を使用していない我々の圃場には関係ない話かな。
次に「色」について、夜間に虫が寄って来ないのは黄色やオレンジの光だったが、昼間は真逆で黄色やオレンジ色に虫たちは集まってくるという実験結果が紹介されていた。我々の圃場には品種別の看板に黄色をつかっている品種があった。偶然かもしれないが黄色い看板をつけていた品種に害虫が多かったような気がした(論文を見る前からそう思っていた)ので、早速、黄色の看板を撤去し、代わりに(論文内の実験結果から)虫が寄り付きにくい青色の看板に付け替えてみた。これは「駆除」ではないが、害虫の成虫を寄せ付けず成虫に産卵させなければ、幼虫の捕殺よりはるかに効率が良い。
また、オリーブから少し離れた場所に黄色い虫取りシートでも設置しておけば更に効果が上がるかもしれない。
ただ心配なのは・・・・・天敵となる虫達も・・・・・・・
試行錯誤は続く。。。
************************************* チームリーダー でした





